1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/25(火) 02:04:38.19 ID:QU/pV3xk0
「長介ー、皆を起こしてきてー」  
    
  お母さんと一緒に朝ご飯の準備をしていると、いつの間にか皆を起こす時間になっています。  
  でも、今は卵焼きを焼いてる最中だから、長介にお願いして起こしに行ってもらいます。  
  長介、いつの間にか私と同じ時間にちゃんと起きて、学校に行く用意も一番にするようになりました。  
  伊織ちゃんのお蔭なのかな?  
    
  「はーい。皆ー起きろー!かすみ、浩太郎、浩二!」  
  「ほらあなた、早く食べちゃって下さい」  
    
  お母さんが、先にお父さんの分のご飯だけ用意しています。  
  お父さん、最近いっつも朝は早いし夜は遅いし……大丈夫なのかな?  
    
  「おとーさんおはよー」  
    
  長介に押されるようにして居間に入ってきたのは浩二。  
  挨拶はちゃんとしないと、伊織ちゃんにまた怒られちゃうよ、そう言おうとすると、かすみがもう怒ってくれていました。  
    
  「浩二。おはようございますでしょ」  
  「かすみねーちゃんはこまかいんだよー」  
  「もうっ、そんなんじゃまた伊織さんに叱られちゃうよ」  
    
  私が言うと、浩二はちゃんと、おはようございます、と言い直していました。  
  すっかり長介や浩太郎達も伊織ちゃんに懐いてるみたいです。  
    
  「ほらっ、皆席についてー、ご飯だよー」  
  
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/25(火) 02:06:17.62 ID:QU/pV3xk0
 お盆に味噌汁とご飯を載せて持っていくと、途中から長介が替わってくれた。  
    
  「姉ちゃんは、早く仕事の準備しなよ、俺達は食べておくからさ」  
  「あっ……ごめんね、長介」  
  「いいよ、ほら」  
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