1:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:14:17.33 ID:KKuNJVhW0
 
                伝説の中の竜 -Draco in fabula- 
   
    
           竜の中の時間 -In dracone hora- 
  
  
   竜の中の望み -In dracone spes-  
  
  
                               竜の中の迷い -In dracone error- 
   
  
             竜の中の真実 -In dracone veritas-  
  
     
      竜の中の幻 -In dracone somnium-  
  
  
                       竜の中の宿命 -In dracone fatum- 
  
  
                                  竜の中の理由 -In dracone causa-  
  
  
  
  
                 竜の中の恋 -In dracone amor-  
   
  
    
   
   
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:16:31.32 ID:KKuNJVhW0
   
  
 春香「――――あれ」 
  
  
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:17:40.46 ID:KKuNJVhW0
  
  
 白き鱗の輝きが、宙で揺れる様に解けていき。 
  
  
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:19:02.38 ID:KKuNJVhW0
  
 社長「――そうかね。『竜』を視認したかね」 
  
  
 『はい! 一体なんのために――』 
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/25(火) 17:20:03.01 ID:+7t2WxrGo
 なんですこれ? 
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:20:43.84 ID:KKuNJVhW0
 ―― 
  
 ―――― 
  
 港の見える丘公園 
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:22:09.09 ID:KKuNJVhW0
  
  
  
 春香「ふんふ〜ん、ぎーんのりゅーの、せにのって〜♪」 
  
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:23:45.57 ID:KKuNJVhW0
  
 春香「ぐうぞう、って……あなたは?」 
  
 ???「己(オレ)の名を気にするより、己(おのれ)の身を案じたまえ、人間。貴様はズメイの竜の前にいるのだっ!」 
  
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/25(火) 17:26:20.03 ID:5IcQXkuI0
 竜恋か? ニトロの? 
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:26:24.23 ID:KKuNJVhW0
  
 ―― 
  
 ―――― 
  
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:29:11.82 ID:KKuNJVhW0
  
  
 真「なんだ――空からっ!!?」 
  
  
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:33:21.52 ID:KKuNJVhW0
  
 凹ませた床の中心に、一人の女性が佇んでいる。 
  
 彼の者は闘志と覇気をさらけ出し、眼下の客らを睥睨し―― 
  
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:36:26.41 ID:KKuNJVhW0
  
  
 ドラゴン「お目通り適い、嬉しいなぁ! アイドル殿! 巡り会えたことを物狂いの竜に感謝しよう!」 
  
 ドラゴン「そして――ふふん、中々いい舞台だ。……では、早速始めるとするか」 
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/25(火) 17:38:44.65 ID:A9eW5TCO0
 恋するドラゴンだな自分はMUGENでしか知らんが 
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:40:04.52 ID:KKuNJVhW0
  
 軽やかな音楽が虚空より出で、そのドラゴンは甘く、熱い吐息を声高らかに発していく。 
  
 ドラゴン「絶対零度の 沸点で火を吹くー ♪ 震える姿が ちょっといい感じー! ♪」 
  
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:44:40.80 ID:KKuNJVhW0
  
  
 ドラゴンの扇情的な肢体が織成す、エネルギッシュな歌と舞。 
  
 それは戸惑う観客達の目を、心を、無理矢理惹きこんでいく。 
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:46:38.23 ID:KKuNJVhW0
  
 真「あれ……お客さんたちの、燃える気持ちなんじゃ!?」 
  
 P「え?」 
  
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:48:26.56 ID:KKuNJVhW0
  
  
 真「みんなー!! ボクといっしょに、夢の先まで走りましょう!! さぁ! 拳を突き出して!」 
  
 オオオ! マコトー!! 
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:52:01.53 ID:KKuNJVhW0
  
  
 真「好きだよ キミが一番! ♪ 好きだよ キミひとり! ♪」 
  
  
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:54:01.21 ID:KKuNJVhW0
   
  
 P「この曲……!?」 
  
 真「『オーバーマスター』!?」 
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/25(火) 17:56:18.85 ID:KKuNJVhW0
  
  
 その時、舞台は灼熱だった。 
  
  
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