過去ログ - 提督「強くて・・・ニューゲーム?」
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466: ◆/5mzbmBbN2[saga]
2014/04/13(日) 22:47:04.82 ID:r0VAeN6Y0
コンコン
響「………」
提督「響、いるか?」
響「(司令官………今は話したくない)」
響「(こんな無様な格好、見られたくないんだ…今は帰って欲しい)」
提督「返事がないな…響、入るぞ」ガチャ
響「!?」ビクッ
提督「ひび…ってお前、一体どうした!?」
響「あ…その……し、司令官…」ガタガタ
提督「布団に包まって、部屋は真っ暗…何があった」
響「ご、ごめん…なさい……ごめんなさい」
提督「響、落ち着け。俺はここにいる」
響「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいお願いです解体だけはしないでくださいお願いします」
提督「(この様子…あの時みたいだ)」
提督「(あの時の響は戦いで仲間が沈むのを見続け、悪夢にうなされるようになって戦えなくなって…)」
提督「(今回はまだ目の前で誰も沈んでない…となると、恐怖による不安か)」
提督「響、安心しろ」ギュッ
提督「お前を解体なんてしない。それに、お前達は俺が沈ませない」
響「司令…官」
提督「不安なら、俺がいてやる。それに、皆もいる」
提督「だから安心しろ。…絶対にお前達を見捨てたりしない」
響「…………………うん」
響「うぅ…ぐす…うわああああああああああああああ!!」
提督「戦場に立つと恐怖で身体が動かない…と」
響「うん…敵が現れると、恐怖で身体が震えてしまうんだ」
提督「…戦いが怖いか?」
響「ううん、戦い自体は怖くないんだ。ただ、敵を見ると皆が次々やられていく光景が頭をよぎって…」
提督「フラッシュバック…か」
響「最近は満足に睡眠をとる事も出来ない…」
提督「深刻な症状だな…一人だと不安か?」
響「………」コクッ
提督「そうか…分かった、響のトラウマ克服とリハビリに専念する為にも、しばらくは前線に出す事は控えよう」
響「………ごめん」
提督「謝る必要はないさ。響には何度も助けられた」
提督「しばらくは休暇だと思えばいい。戦えないからって解体はしないさ」
響「…ありがとう」
提督「よし、俺は会場に戻る。響も一緒に来るか?」
響「………うん」
その後、会場に戻った提督は酔いつぶれてリバースしそうな天龍をお手洗いまで連れて行く事になったとか
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