過去ログ - やよい「うっうー!キラリ!とキラメきますよー!!」
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17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:31:41.64 ID:ggbPZlQx0
「私の名前は音無小鳥。この事務所で事務員をやっているの。よろしくね、やよいちゃん」

「はい!よろしくお願いします!!」

音無小鳥と名乗った女性はやよいを中へ案内した
以下略



18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:32:13.17 ID:ggbPZlQx0
案内された部屋に、待っていたとばかりに中老の男性が子どものようなとびきりの笑顔でやよいを出迎えた

「私がこの事務所、765プロダクションの社長、高木順二郎だ!今日はきてくれて本当にありがとう!よろしく頼むよ」

やよいは緊張した
以下略



19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:32:42.97 ID:ggbPZlQx0
失敗はできない、絶対にチャンスをものにしなくちゃ

「高槻やよい、14歳です!よろしくおねがいします!!」

やよいは渾身の力をこめて挨拶した
以下略



20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:33:18.24 ID:ggbPZlQx0
だが

やよいは高木が口にした「かわいい」という言葉に首をかしげた

やよいには自分を見る他人の評価と自己の評価にギャップがあった
以下略



21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:33:46.61 ID:ggbPZlQx0
そして今も。やよいは懸命に覚えた敬語を使って明るく元気に大人を前にしても臆せず振る舞うことで

自分がしっかりした人間であるということをアピールしたつもりであったが

高木にはやよいの外見の幼さも相まって、かわいらしい健気な少女に写ったのだった
以下略



22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:34:19.49 ID:ggbPZlQx0
やよいは他人に自分が子どもに見られること……つまり幼くみられることをあまり好ましく思っていなかった

歳のわりに外見が人より幼く、背も低い。同級生からもそのことでからかわれることがあり、本人はそのことを気にしていた

だが、化粧や恋愛などの思春期の背伸びがやよいに訪れなかったのは、
以下略



23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:35:12.86 ID:ggbPZlQx0
なんとかしなければと思い、それをカバーしようと本人は一生懸命なのだが……

私から元気を取ったら何も残らないから、常に明るく元気に!を信条に、
やよいが14年の人生で得たすべての知識と知恵をフル稼働させて、人と対等な関係を作ろうと努力する

以下略



24:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:35:44.85 ID:ggbPZlQx0
しかし周りはやよいの何事にも素直でまっすぐで懸命な姿に少なからず心動かされる、そこが彼女の魅力であった

高木も話していくうちに、やよいのアイドルとしての資質の面でその部分を見抜いていた

アイドルとして見る場合、高木のやよいを見る目は正しい
以下略



25:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:36:14.67 ID:ggbPZlQx0
技術は後からどうにでもなる

今はこの子の素質にかけてみよう

ティンときた、というヤツだ
以下略



26:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/25(火) 22:36:52.35 ID:ggbPZlQx0
その夜、やよいは家族に合格したことを話した

「アイドルゥ〜!?姉ちゃんが?」

せっかく合格して気分がいいところに水を差された
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