過去ログ - みく「みくの中の女」
1- 20
3: ◆ng2Oz8aFCM[saga]
2014/03/25(火) 22:33:51.63 ID:7dJgv5JR0
P「どうした、みく?」

みく「な、なんでもないにゃ!」

ほら、気づかれそうになった。危ない危ない。でも、その危うさにみくは快感さえ覚えている。
おへその下あたりがきゅんきゅんと疼いている。
恋のドキドキ。気づいてほしい、とみくの中の女が叫んでいるのだ。

P「それならいいが、体調には気をつけろよ?」

大事な体なんだから、と彼は続けた。
くらくらする。倒れてしまいそう。自分の体のことを気遣われただけで、こんなにしあわせ。
自分が少女マンガの主人公にでもなってしまったようだ。彼が王子様で、みくがヒロイン。
陳腐で使い古されたかもしれないけれど、あこがれる夢。

それじゃあな、と彼は手を振りながら出かけていった、たぶん、別のアイドルを迎えにいくんだろう。

みくのことだけ、見てくれたらいいのに。

無理なのは分かっているけれど。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
31Res/15.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice