7: ◆ng2Oz8aFCM[saga]
2014/03/25(火) 22:38:13.66 ID:7dJgv5JR0
 みく「……にゃ……ふ……」 
  
 唇を噛み、声を漏らさないように。分かっている。事務所のトイレでするなんて、とんだ発情猫だ。 
 こんなところ、ファンには絶対に見せられない。それに、こんなことを知られたら、あの人にも引かれてしまうだろう。 
 でも、ダメだ。みくの中の女が、指を動かし続けろと命じてくる。 
  
 みく「はふ……にゃ……ッ」 
  
 快感の波が押し寄せて、みくはさらに指をはやくする。ちゅく、ぢゅく、くちゃりと、狭い個室に水音が響く。 
 この指はあの人のもの。あの人が、みくを見つめていじっているのだ。 
 目を閉じると、その妄想はより輪郭を濃くして、みくの感情をさらに昂ぶらせた。 
  
 みく「ふにゃ……ッ」 
  
 びくん、と全身が震えてみくは達した。熱い吐息が口から零れる。 
 快感の余韻に浸りながら、からからとトイレットペーパーを取り出して丁寧に拭く。 
  
  
 少し、長すぎるトイレになってしまったかもしれない。 
31Res/15.95 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 
板[3] 1-[1] l20 
	このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
	もう書き込みできません。