過去ログ - 【安価】スーパー安価ンロンパ2<さよなら絶望クルーズ>【オリジナルロンパ】
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20:1 ◆t1HVecfVyk[saga]
2014/03/26(水) 00:26:14.51 ID:GtqpAeXU0
『超高校級の映画監督』である廉久楽君は、業界の中でもかなりの問題児だって聞いている。

いや、その実力は確かだし、アカデミー賞などの有名な賞にすらノミネートされているくらいなのだから。

作品だって、ジャンルを問わず撮ることのできる匠の中の匠だってことは知っている。

ただ、性格が非常に傲慢だとかなんだとかで、あまり人間性の評価は高くはないみたいだった。

廉久楽「お前は書道家だろう? 書道教室を開いているのを見かけたぞ」

羽留「うん、ボクは書道家の羽留白雪だけど」

廉久楽「では羽留。お前を僕の撮る映画の主演に命じる」

廉久楽「撮影は明日からだ、言われた通りに動けよ」

羽留「なんでボクが主演に……」

廉久楽「お前の低身長な見た目と、没個性なキャラが僕の琴線に触れた」

廉久楽「これでも僕はお前を高く評価しているんだ、感謝してくれよ」

……じ、自分だってボクと変わらないくらいの低身長なくせに……!

人のことを低身長で没個性だなんて、完全に悪口じゃないか……!

しかも、琴線に触れたから感謝してくれって、一方的すぎるよ。

廉久楽「なにか言いたそうな顔をしているが、異論は認めんぞ」

廉久楽「なにせ、映画の完成を依頼してきているのは未来機関だ」

廉久楽「このクルーズに乗じて、ドキュメンタリー映画を取れと言う依頼をな」

羽留「……それの主演をボクにする意味は?」

廉久楽「女性陣が濃すぎる、それだけだ」

廉久楽「お前くらいしかまともに映像が取れそうな人間がいないんだ」

……あれ、なんだか哀愁漂ってる。

確かに、他の女の人は個性的な人が多そうな気もするし。

……理由は分からないでもなかった。

廉久楽「撮影は明日の朝から始めるからな」

廉久楽「……一般客がいないというのは少しさびしいところだがな」

映画にかける情熱だけは本物みたいなんだけど。

……やっぱり、ちょっと自分勝手で傲慢な人だなぁ。


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