過去ログ - 【安価】スーパー安価ンロンパ2<さよなら絶望クルーズ>【オリジナルロンパ】
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34:1 ◆t1HVecfVyk[saga]
2014/03/26(水) 00:57:27.57 ID:GtqpAeXU0
目の前の、やたらハイテンションな少女は、【超高校級の放送委員】の音咲音猫と言うらしい。

【超高校級の放送委員】の彼女は、数多くのラジオ番組を持っていたり……

あるいは、国営放送のナレーションに起用されたりと、放送界隈で才能を発揮している。

ただ、このテンションにはついていけそうにないけど……。

羽留「えーっと、すごいテンションだね……」

音咲「何を言ってるんですか!」

音咲「いつもニコニコ、あなたの隣に流れる放送! ビバ、ブロードキャストじゃないですかっ!」

羽留「ははっ……そう、かもしれないね」

長い黒髪をふわりと振り上げながら、くるりと回ってアピールする音咲さん。

……と言うか、そんなに勢い良く回ったら制服のスカート丈が短いんだからパンツ見えちゃうんじゃ……。

どうやら、彼女の制服は元々通ってい学校の物らしく、チェック柄の可愛らしいものだった。

音咲「もしもーし! 音猫は自己紹介したんで、次はそっちの番ですよ!」

そんなことを考えていたら、目の前で音咲さんが猛烈にアピールしていた。

片手どころか、両手を上げて。

……なんだろ、本当に不安に思ってるのかな?

羽留「ボクは……【超高校級の書道家】、羽留白雪だよ」

音咲「ぼ、ぼ、ボクっ娘ですとー!」

音咲「こんな可愛らしい着物を着ているのに、ボクっ娘……!」

音咲「ダメっす! 音猫のハートを打ち抜いちゃダメです……同性同士なのにっ!」

音咲「萌える……萌えちゃいます!」

確かに、ボクの姿としゃべり方には少しギャップがあるかもしれない。

透き通るような桃色の髪をサイドテールにまとめて、桜のリボンで止めているし。

桜をあしらった桃色の着物は、どちらかと言えばおしとやかな雰囲気を相手に与えると思う。

だからかな……たまに、音咲さんのような反応をされることもあったりする。

音咲「白雪ちゃんは、音猫の心をずきゅーん! と射止めて行くんですね……」

音咲「愛らしすぎます! 結婚しよ」

羽留「いや、いやいや……ぼ、ボクなんかよりいい人はいっぱいいると思うんだけど」

音咲「もしもーし、そもそも私達は同性ですよー?」

羽留「わ、わかってるよっ!」

ダメだ……このままいると、この子のペースに巻き込まれちゃいそうな気がする。

羽留「ぼ、ボク……他の人に挨拶してくるよっ!」

音咲「はいはーい! 後で女同士じっくりお話しましょー!」

……うぅ、テンションが高すぎてちょっと苦手かも。



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