過去ログ - 【安価】スーパー安価ンロンパ2<さよなら絶望クルーズ>【オリジナルロンパ】
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7:1 ◆t1HVecfVyk[saga]
2014/03/25(火) 23:43:21.59 ID:sBhD4QeL0
希望ヶ峰学園のある教室から始まった、絶望的事件。

『超高校級の政治家』が、『超高校級の王女』が、『超高校級のプログラマー』が世界を絶望に染め上げる土台を作った。

『超高校級のアイドル』が、『超高校級の落語家』が、『超高校級の日本舞踊家』が、テレビを通して絶望を流布した。

『超高校級の極道』が、『超高校級の御曹司』が、『超高校級の検視官』が、法的組織を差し押さえた。

『超高校級の保健委員』が、『超高校級の薬剤師』が、世界の医療を破壊した。

世界にはそんな『超高校級の絶望』と呼ばれる超高校級の才能を持つ人間がはびこり続けている……と、言われている。

それでも世界にはまだまだ絶望があふれている。

そんな世界に希望を提供するための、希望の祭典が太平洋のど真ん中で行われるのだ。

絶望と戦い続ける未来機関が運営するクルーズが、豪華客船『トワイライト』で実行されていた。

このクルーズが希望の祭典と呼ばれる一つの理由が、世界に残る希望の種……

超高校級の才能に、直接触れることが出来るということだった。


婦人「超高校級の書道家、白雪姫の一筆……お見事、という他ありませんわね」

羽留「書道とは……心です。心の気の迷いが、字に反映されてしまいます……」

羽留「ですから、無心となり筆と一体化することが肝要なのです」

男性「ですが、上手に字を書くというのは……」

羽留「綺麗に書こうとする必要はないのです」

羽留「形だけを整えた字よりも……真っ直ぐな心で書いた書の方が、数倍綺麗ですから」

かく言う、ボクもこのクルーズに招かれた超高校級の才能を持つ人間の一人だ。

【超高校級の書道家】。それが、ボクが未来機関にスカウトされた理由だった。

女流の家系に生まれたボクは、白雪という名前から、通称白雪姫と呼ばれていたりする。

そう呼ばれるのは、ちょっとむず痒いところはあるけれど……呼ばれているうちに慣れてきたものだ。

付人「……白雪様、そろそろ休憩の時間ですわ」

付人「よろしければ、船を散策してきたらいかがでしょう?」

羽留「そうだね……、他の招かれた人も気になるし……」

羽留「ちょっと出かけてこようかな?」

付人「はい、言ってらっしゃいませ……」

このクルーズに招待されている超高校級の才能を持つ人間は、ボクを含めて16人。

皆、世界第一級の実力者だと、配られたパンフレットには書いてあった。

顔写真がないから、誰がどれかはわからないけど。


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