22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/26(水) 19:55:16.82 ID:NrmcVnPo0
寝て、食べて、持ち帰った仕事をするだけの、何の飾り気もないこの空間。
八畳一間にキッチンと三点ユニットバス。物が無く見た目にも淋しい、それでいて押し迫ってくる様な圧迫感さえある。
………だけど、こんな狭い部屋でも俺達が一つになるには十分だった。
俺が動くのに合わせて、ベッドからギシギシと軋んだ音がする。
行為に没頭して、迸る欲求に身を任せながらも、どこか冷ややかな俺の頭は確かにその音を感じ取っていた。
「あっ… プロデューサー… いいです………っ」
ふと、俺に抱かれて身を攀じる肇を見る。目の前に… それこそ、繋がっていたと言うのに、俺は今更になってその事実に直面した様な気がした。
俺の腰はまるでそこだけ独立した生き物みたいに、激しくも単調な動きを繰り返す。
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