1: ◆5l7a.r2Ghs[saga]
2014/03/26(水) 21:33:18.24 ID:0Vc+WNj+0
昔々、まだ精霊と人間が共にいた時代のお話し。
精霊と人間は、たくさんの自然と一緒に、仲良く暮らしていました。
ある日、精霊は友好の証しとして、人間に精霊の石を与えます。
人間は精霊の石によって、様々な恵みを得ました。
しかし、悲しいことに……
時が経つにつれ、人間は、精霊への感謝を忘れていきました。
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2:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:37:05.40 ID:0Vc+WNj+0
ーー人間に、友達に裏切られた
そう感じた精霊達は悲しみ、精霊石の輝きを奪ってしまいます。
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:40:23.25 ID:0Vc+WNj+0
ですが、中々見つかりません。
暗闇の妖精は、寂しくて毎日泣いていました。
4:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:41:30.23 ID:0Vc+WNj+0
暗闇の妖精が、そうたずねる
ーーお前の力は闇の力、友達にはなれない
5:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:44:18.01 ID:0Vc+WNj+0
うつむいたままの暗闇の精霊に
ーー大丈夫だよ。俺が、君を照らしてあげるから
6:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:45:00.97 ID:0Vc+WNj+0
7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:45:45.08 ID:0Vc+WNj+0
ですが、他の精霊達がそれを許すわけがありません。
暗闇の妖精は、闇の力を持ちます。
8:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:47:29.83 ID:0Vc+WNj+0
もしかしたら、なにかあったのかもしれない。
心配になった暗闇の妖精は、洞窟を抜け出し、こっそり精霊達の所に行きました。
9:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:48:51.49 ID:0Vc+WNj+0
でも、その力はあまりに強すぎました。
数日と経たず、世界は怒りと憎しみに包まれてしまいます。
10:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:50:12.77 ID:0Vc+WNj+0
火の精霊は反対しました。
あの妖精は、自分達が生み出した存在。仲直り出来るはずだ。
11:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:52:18.93 ID:0Vc+WNj+0
それを知った火の精霊は
悩んだ末、人間のために戦うことを決意しました。
12:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:54:45.37 ID:0Vc+WNj+0
四人の若者は精霊そのものとなり、再び立ち上がります。
四人の若者は、決して諦めてはいませんでした。
13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 21:55:52.90 ID:0Vc+WNj+0
14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:03:07.14 ID:0Vc+WNj+0
「またその話しか。リリヤ、お前も飽きないな」
リリヤ「いいでしょ。教えてあげてるんだから」
15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:04:18.49 ID:0Vc+WNj+0
リリヤ「この妖精の寂しさとか、火の精霊に恋する気持ちとかさぁ」
ルイ「さっさと想いを伝えていれば、そんな大事にならずに済んだ」
16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:07:15.92 ID:0Vc+WNj+0
リリヤ「えー、それを言ったらお終いだよ……」
ルイ「事実そうだ。その昔話しが本当だとしたら、だけどな」
17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:09:02.25 ID:0Vc+WNj+0
ルイ「嫌だったら、とっくに出て行ってる」
ルイ「緑に囲まれた静かでいい場所だ。気に入ってる」
18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:09:42.68 ID:0Vc+WNj+0
ルイ「いいから行くぞ。来い」スッ
リリヤ「は、はいっ」ギュッ
19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:13:45.05 ID:0Vc+WNj+0
※※※※※
爽風の街道
20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:15:06.53 ID:0Vc+WNj+0
リリヤ「(こいつめ…不意打ちは、ずるいぜ)」
リリヤ「(台詞が様になってるから、余計に……))」チラッ
21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/26(水) 22:16:08.50 ID:0Vc+WNj+0
リリヤ「ふんっ」ゲシッ
ルイ「蹴るな」
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