17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/27(木) 23:59:22.19 ID:bKVPOXLV0
…………
「僕は、貴方を一目見た時から好きになってしまったんだ」
P「……」ジー
小梅「……」ジー
「あの日、あの時、君が僕の目の前に現れたのは奇跡だったんです!」
「……嬉しいです、でも……私は貴方に嘘をついていて……」
「実は私は、目が見えないんです」
「貴方が、盲目で自分の部屋から出ることも出来ないこんな私に沢山お話を聞かせてくれて嬉しかった」
「でも、私にはこの目と同じで光がありません……優しい貴方に甘え、秘密を隠し続けてきた私は嘘つきです」
「言うべき真実を貴方に言えなかった……そんな私が貴方に愛される資格など……」
「それがどうしたというのですか!」
「……!」
「私は、もう貴方を好きになってしまった」
「貴方の目が見えないというのなら私が貴方の目に、光がないというのなら私が貴方の光になります」
「……こんな私を、嘘つきの私を貴方は受け止めてくれるというのですか?」
「何が嘘でありましょうか……あなたは全てを語ってくれた……そんな貴方を信じ、受け止めることこそが、私が貴方を愛しているという証拠になりはしませんか」
「……」
「ありがとう、私を……受け止めてくれて……私も貴方が、大好きです……!」
P「……うっ……うぐっ……良かった、良かったなぁ……!」
小梅「……」
P「うおおおおおおおおん……!!」
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