過去ログ - 八幡「俺は、恵まれている。そう…それだけだ」
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61:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/03/29(土) 23:26:04.55 ID:iVjy6Xcw0

今日は憂鬱だ、せっかく我が可愛い妹を見れたのに憂鬱だ。これから何が悲しくて部活動しなくちゃいかんのだ、俺には時間がない。いやまったくもって時間がない、さっさと帰って、溜まってるアニメを消化しなければ、と思ったら

平塚「わかってるな、比企谷、一歩でも、その足が帰宅のほうに向いたら、私の、私の鉄拳制裁を食らわせるからな!」プルプル

うまくいかなかったんですもんね、でもその怒りを俺にぶつけないでください、昨日ラーメンつき合わされた身にもなってください、しかも3軒はしごって…

八幡「行きます、行きますって!だから落ち着いてください先生」

子供かよ、思うほどすねちゃった先生は「いいもん!この世の男なんて大嫌いだぁ!」と言って走り去っていった。ご愁傷様です。誰か貰ってあげてください。心の底から

前来た記憶を頼りに奉仕部の部室へと運ぶその足は重い、ノックをせずがららと開けると、ふっとこっちを見る雪ノ下と目があった。そしたら目をおさえた

雪乃「目を洗わなければ」ヨロッ

八幡「そうかお前は俺の事そう思ってるんだな、よく理解した、だからってほんきで目薬さすのかお前は」

雪乃「昨日貴方のために買ってきたアイボンようれしいでしょ?」

八幡「うわなにそれ、全然うれしくねぇ不思議」

横長の机のはしまで椅子を持っていき、読みかけていた本を読み上げる。

八幡「それでお前さ、前の続きなんだけど父親から聞かされた俺のことってどう思ってるわけ?」

雪乃「…」

八幡「あれ?聞いてる?なぁ?」

雪乃「…」

八幡「…雪ノ下?」

雪乃「何かしら?」

八幡「…えっと、お前は父親から俺の話を聞いて、どう思ったんだ?」

雪乃「別に何とも、比企谷君の事なんてあまり気にしてないわ」

八幡「そりゃどうも、無関心のほうがお互い楽だよな」

雪乃「ええ、でも。あなたの父親から聞いてたことと今のあなたでは、全然別人ね」

八幡「一体あいつはなんていったんだ?」

雪乃「家族とも距離を離し、いったい何考えてるかわからない男、それと唯一の妹さんも犬猿の仲だって」

八幡「ひでぇな、ここまで言われたら逆に尊敬するわ」

雪乃「もうこの話はいいかしら?言っていていい言葉ではないのだから」

八幡「ああ、悪かった」

そして俺は読書にふける。心に怒りを渦巻きながら、依頼者が数分後に来るとは思わずに



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