過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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22: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/03/29(土) 12:54:10.05 ID:jcn7ZK3So

「さて…それじゃ時間も勿体ないですし、早く入りましょうか」ガチャ

京子「ぅ…」

―― 瞬間、俺の視界に肌色が広がった。

肌。肌。肌。
ちょっと小麦色に焼けたスポーティな肌に透き通るような白い肌。
そのどちらも男である俺にとっては眩しいくらいだ。
まるで空気一つ一つが輝いているように思えるくらいに魅力的で魅惑的な空間。
女性が無防備に下着までを晒しているという男のロマンと言っても良い光景がそこにはあった。

京子「(やべー…これ絶対やばいって…)」

勿論、それは俺にとっても同じだ。
覗きの趣味などはないが、一度もその光景を夢想した事がないとはやっぱり言えない。
けれど、無防備に肌を晒す女の子たちの姿を見ると感無量と言うよりも先に狼狽が出てきてしまう。
この光景に俺もドキドキしているのは確かだが、それは興奮と背徳感混じりの何とも言えないものなのだ。
本当にこの光景を俺が見ていて良いのだろうか、とそんな風に不安を覚えてしまう。

「どうかしました?」

京子「あ、いえ…なんでもないの」

「…もしかして体調でも悪いのですか?」

京子「あ、ううん。違うのよ」

「でも、表情があまり優れないようですが…」

京子「そ、それは…」

春「…京子は肌に酷い火傷の痕がある…」

「えっ」

京子「は、春ちゃん…」

思いもよらぬ方向からの援護射撃。
それに名前を呼べば、春の方からチラリと視線が返ってきた。
まるでこの場は任せて欲しいと言わんばかりのそれに俺は小さく頷き返す。
春がどういう話に持っていくつもりなのかは分からないが、ここで春が自己主張をするって事は何か考えがあるのだろう。
ならば、俺が下手に何か口をはさむよりも大筋を春に任せた方が良いはずだ。



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