過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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769: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/05/28(水) 05:28:50.22 ID:JhQRqii5o

春「つまりこれは正当な報復であり、京子から私達に支払われるべき報酬…」スリスリ

湧「ほーふくでほうしゅーだよ!」ギュー

明星「そ、それを言われると…」

小蒔「……私もまだ京子さんから離れたくありません…」

明星「…姫様まで…」

小蒔「明星ちゃんの言う事も分かります」

小蒔「でも、私は時間ギリギリ一杯まで…京子ちゃんとこうしていたいんです…」

小蒔「だって…これが終わったらまた京子ちゃんが一人で頑張っているのを見ていなくちゃいけないんですから」

京子「……」

小蒔さんの言葉の響きは思った以上に辛そうなものになっていた。
俺が無茶している時は止めて欲しいと頼まれた彼女にとって、今のこの状況はとても歯がゆいものなのだろう。
自身の友人が噂の標的となっているにも関わらず、それに反論する事も、そして側にいく事も禁じられているのだから。
優しすぎるくらい優しい彼女にとって、それは心を痛めるのに十分過ぎる事だったはずだ。

小蒔「勿論、私だって納得しました。納得したくなかったけど…京子ちゃんの覚悟にうんって言いました」

小蒔「でも、やっぱり京子ちゃんの事が心配ですし、不安です」

小蒔「京子ちゃんがそれを望んでいて覚悟しているのは分かっていても…やっぱり…その気持ちはなくなりません」ギュッ

京子「小蒔ちゃん…」

小蒔「…だから、もうちょっと…もうちょっとだけ…こうしてぎゅってさせてください」

小蒔「相手校の方々が来たらちゃんと何時も通りになりますから…ちゃんとしますから…」

小蒔「だから…今だけははしたなくても…京子ちゃんの事を思いっきり心配させてください」

明星「……仕方ないですね」

そんな小蒔さんの訴えに明星ちゃんが折れない訳がなかった。
明星ちゃんは確かに姉ラブな子ではあるが、決して他の人に対して無関心ではないのだから。
小蒔さんに負けないくらい心優しい彼女は姫様と呼び慕う彼女の事も大事に思っている。
こうして一人輪の外に居て、時折、小蒔さんを叱ったりするのも決して敬愛する姉の役目を引き継いだからだけじゃないのだ。



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