過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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807: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/05/28(水) 06:15:00.57 ID:JhQRqii5o

京子「でも、確かに自己紹介はまだでしたね」

京子「改めまして、私、永水女子二年の須賀京子と申します」

煌「…須賀…京子さん?」

京子「えぇ。もしかして何かご存知なのですか?」

煌「い、いえ…そういう訳ではないのですけれど…」

煌「…もしかして長野に親戚で同い年の方とか居らっしゃいますか?」

京子「はい。遠縁ではありますけれど」

煌「あ、やっぱり。じゃあ、もしかして、その人の名前は…」

京子「須賀京太郎、と申します」

ここで下手にそんな人はまったく知らない、とシラを切るのも後々、面倒な話だ。
須賀と言う苗字は決して珍しいもんじゃないが、かと言って、多いって程でもないのだから。
下手をすれば和や優希経由で俺が鹿児島に引っ越した事を知っているかもしれない花田さんの前でその嘘は若干、苦しい。
化粧でかなり誤魔化しているとは言え、骨格が変わった訳ではないから、しっかりと見れば須賀京太郎の面影を見つける事は難しくないだろう。
この身長だって【須賀京太郎】とまったくの無関係だ、と言うよりは須賀家は代々、長身の家系だ、と言った方が幾分、説得力があるしな。

煌「やっぱりそうなのですか」

京子「もしかして彼とお知り合いですか?」

煌「はい。実は後輩の子と須賀君が同じ部活の仲間でして」

煌「後輩経由で一度、紹介して頂きました」

京子「なるほど…それは何とも奇妙な縁ですね」

煌「まったくです」クスッ

まぁ、実際は彼女の目の前にいるのは【須賀京太郎】本人なのだけれど。
しかし、それでも奇妙な縁を感じなくはないよなぁ。
日本全国の中で永水女子と合宿したいって学校はそれこそ沢山あるんだ。
そんな中でよりにもよって殆ど無名に近い【須賀京太郎】を知る花田さんが所属する新道寺が合宿相手だとは。
俺の事を知っているなんて阿知賀か新道寺くらいなものなのに…何とも運が悪いと言うか何と言うか……って ――



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