過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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818: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/05/28(水) 06:25:59.45 ID:JhQRqii5o

京子「(俺は…やっぱり足手まといだ)」

脳裏に浮かぶのは今日の練習風景。
それは普段、お屋敷でやっているそれとさほど変わりがないものだった。
どれだけその場その場で最善と思える切り方、鳴き方をしてもあと一歩及ばない。

京子「はぁ…」

煌「お疲れ様です、須賀さん」

京子「あ、花田さん…」

煌「…大丈夫ですか?何だか表情がすばらではないようですが…」

京子「えぇ。大丈夫です」

…まさかまったく和了れないので困っていました、なんて花田さんに言う事は出来ない。
こうして普通に話はしているものの、それでも彼女は俺たちにとってはライバルなのだから。
弱みを見せれば漬け込まれる…とまで思っている訳ではないけれど、やっぱり抵抗感はどうしても俺の中にあった。
それにまだ会って一日も経っていない俺にそんな事を相談されても、花田さんが困るだけだしな。
既にそれを打開する方法は分かっているのだから、その悩みは俺が解決をつけるべきなのだ。

京子「それにしても…やっぱり新道寺の人たちは強いですね…名門なのも頷けます」

京子「ランキング上位の人には手も足も出なくて…特に友清さんは私を含めて他家を完全に抑えていましたし」

永水女子のメンバーの中で一番、麻雀が上手であろう明星ちゃんでも競り負けていたくらいである。
友清さんは三年生であり、一年生の明星ちゃんと比べると経験が段違いなのだろうが、それでも去年のインターハイに出てこないのが不思議なくらいの実力者だ。
去年、レギュラーを張っていたメンバーの半数以上が抜けているのにも関わらず、この上、まだ友清さんみたいな実力者がいるなんて。
人数ギリギリで代わりに男を無理矢理ねじ込んで来ている永水女子からするとその層の厚さは本当に羨ましい。
名門の強さってこういう層の厚さでもあるんだろうなぁ、きっと。


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