過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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949: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/06/16(月) 01:03:46.59 ID:GyCIGkzpo

春「もう何を言っても…京子は逃げられない」

小蒔「はい!私達ががっちり捕まえていますから!」ギュー

湧「えへへ、お風呂場までこんままいっどき行っよ!」ギュー

京子「あ、あはは…」

だが、俺の両側をしっかり捕まえている二人にはそんな意識がまったくないらしい。
こうして腕を組んでいるのも俺を逃さない為であり、このまま一緒にお風呂場まで連行するつもりのようだ。
俺が頭ひとつ抜けている所為でまったくそんな風には見えないが、今の俺は護送中の囚人も同じである。
いや、この後、ある種の拷問が待っている事を思えば、処刑台へと連行されている途中だと言ったほうが正しいのかもしれない。

明星「早々に諦めればそんな事にはならなかったでしょうに」

京子「偉い人が言ってたわ。諦めたらそこで試合終了だって」

春「でも、諦めなかった所為で余計に状況が悪くなってる…」

明星「ある種の泥沼ですね」

京子「う…そ、それは…」

…確かにこうして俺の両腕が小蒔さんや湧ちゃんにがっちりロックされているのは俺が必死に混浴から逃れようとした結果である。
何とか二人を説得して混浴を思いとどまらせようとしたものの、男の性をぼかしたまま支持を得るのは難しいだろう。
実際、俺がどれだけ言葉を尽くしても二人から理解など得られず、寧ろ、逃げるのではないかと警戒心を抱かせてしまった。
結果、こうして逃げ出さないようにと両腕をしっかりと捕まえられてしまった俺は明星ちゃんの言う通り、泥沼の状態にあるのだろう。

京子「(…だけど、ここで諦めなかったらそれこそ最悪だろうしなぁ)」

小蒔「ふふ、もうお屋敷が見えてきましたね!」

湧「一緒にお風呂楽しみっ」ニコー

京子「う…」

だが、そうは思いながらも、俺に残された猶予は殆ど残ってはいなかった。
こうして俺が何とかしようとしている間にも二人の足は着実にお屋敷の方へと進んでいるんだから。
遅延戦術すら許さないその歩みに俺も従わない訳にもいかず…結果、俺の目の前に見慣れた純和風のお屋敷が現れる。
このままのペースであれば、数分も経たない内にお風呂場に着き、小蒔さん達と混浴する事になるだろう。



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