過去ログ - 【咲―Saki―】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」春「そのに」ポリポリ【永水】
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973: ◆phFWXDIq6U[sage saga]
2014/06/16(月) 01:18:17.16 ID:GyCIGkzpo

京子「…でも…」

巴「ん?どうかした?」

京子「あ、いえ…小蒔さんはさておき、湧ちゃんや春がどうしてあそこまで私と入りたがっているのかが分からなくて」

小蒔さんは俺を癒やす為に混浴をしたいとそう思ってくれていた。
その方向性は見事なまでに明後日へと突き進んでいたとは言え、決して嘘ではないのだろう。
だが、他の二人がどう思っているかは未だ分からないままなのだ。
湧ちゃんは俺の事をまったく意識していないとは言え、さっきの明星ちゃんに止められた時の様子を見るに、性知識はちゃんとあるみたいだし。
春に至ってはお屋敷に近づくに連れて明らかに緊張していて、お屋敷の前では顔が赤らみを見せていた。
俺とそう大差ないであろうそのギクシャクっぷりにも関わらず、どうしてあんなにも俺との混浴に拘るのだろうか。
本人は俺へのお仕置きだの辱める為だの言っていたが、あの様子じゃ自分のほうが恥ずかしくてもおかしくはない。

巴「湧ちゃんにとって京子さん…いえ、京太郎君はお兄ちゃんみたいなものだから…だと思う」

京子「お兄ちゃん…ですか?」

巴「えぇ。湧ちゃんはとても才能のある子だったから…このお屋敷に来るまでずっと修行ばっかりだったみたい」

巴「お父さんもとても厳格な人で、父親と言うよりは師匠みたいな感じだったらしくて」

巴「勿論、それが期待の現れである事を湧ちゃんも理解していたから嫌ではなかったみたいだけれど…でも、気軽に甘えられる相手ではなかったんでしょうね」

京子「なるほど…」

俺の家はその辺、大分、緩やかだったから共感は出来ないが、なんとなく想像は出来る。
今時、そういう厳格な親父さんなんて絶滅危惧種ではあるけれども、漫画の中には未だ生き残ってはいる訳だしな。
実際、あれだけ小柄にも関わらず、漫画みたいな身体能力している湧ちゃんが人並み以上に鍛えられている事に間違いはない。
今も熱心に指導しているらしい彼女の父親を見た事はないが、娘が気軽に甘えられないと言う事はきっと不器用な人なのだろう。



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