過去ログ - あ〜る「人類の人達が滅亡してから約二千年ほどの時が経ちました」
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42:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/01(火) 23:34:32.84 ID:rSRXepQX0
:::【滅菌用レーザー室】:::

ジジジ

あ〜る「おみ足はこちらの浄化液につけて下さいね。服の中などには反射するレーザーが届きますが、地面にくっついている足の裏だけはなんともでして」

レミィ「あいよ。まあ、アタシは服なんか着てないけどな」

あ〜る「そういえばそうですね。どうして着てないんですか?」

レミィ「あ、それ聞く?あたし地下1500メートルぐらいのところでコールドスリープポッドで寝てたんだけどさあ」

あ〜る「はあ」

レミィ「ポッドには一応簡単な熱探知レーダーが付いてんだ。それで地上のほうにでっかい熱反応を見つけて、そっちに向かって土掘りながら進んでみたのはいいけど、結局土の中でどっちがどっちだかわかんなくなって、もう地上がどっちにあるのかすらわかんなくなっちまったんだ。でまあ、寝たり起きたりを繰り返しながらどうにかこうにか地上に出ることが出来たのがついさっきなんだよ」

あ〜る「なんだかバカみたいなお話ですねえ」

レミィ「なんか、お前に言われるとむかつくな。まあ確かにバカみたいだけどさ。よくよく考えれば一旦ポッドに戻ればどっちが地上かわかるわけだし」

あ〜る「やはりバカみたいなお話ですねえ」

レミィ「う・・・」

あ〜る「ああ、わかりましたよ。先ほど僕を見つけるのに苦労したと仰っていましたけど、実は単純に地上に出るのに苦労なされていたんですねえ」

レミィ「お、お前ってけっこう良い性格してるのな」

あ〜る「?」

ジジ・・・ジ・・・

あ〜る「滅菌が終わりましたので、居住区にご案内します」

レミィ「おう。ま、そんなこんなで地中でごたごたやってる間にさ、着てたもん全部ボロボロになっちまったんだ」

あ〜る「レミィ自身が無事で何よりですよ」

レミィ「ま〜ね。頑丈な体に感謝ってとこかな」


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