過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
1- 20
109:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 22:17:59.70 ID:JNTyPC270

「ちょっと、二人とも!」

住宅街ではしゃぎ始める二人を注意する。

暗いながらもまだ人通りも少なくない時間帯。

ほとんど変装していない私たちをしっかりと見れば、真美と亜美の正体くらいはすぐに知られてしまう。

すると真美を追う足を止め、亜美がくるりと私の方を向く。

「ま、今日兄ちゃんいないから、お姉ちゃん分でいっか」

「えー。真美からはお姉ちゃん分出てないの?」

「じゃあ真美は自分のお姉ちゃん分堪能したら?」

「神は言っている」

「ここは千早お姉ちゃんを堪能すべきだと」

便利な台詞だと思う。

両腕にそれぞれぶら下がるように抱きついてきた二人の妹を、苦笑いしながら連れて帰った。




<<前のレス[*]次のレス[#]>>
183Res/127.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice