過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
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129:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/02(水) 23:09:38.34 ID:JNTyPC270

千早「私は……怖かった。自分の過去と向き合うことを本気で恐れていた」

千早「ダンボールの中は私にとっては過去のもので、それを開くなんてこと、できなかった」

千早「あの時、急いで放りこんだのだって、ただ過去と向き合いたくなかっただけ」

千早「もし二人が何かを見つけてしまったら、どうなってたかなんて想像できない」

千早「一度でも思い出してしまうと、もう止めようがないって思ってたから」

千早「ずっと逃げて逃げて、永遠に忘れてしまいたいと願った。このまま蓋を閉じてさえいればいいだけなんだからって」

千早「春香が開けてしまったとき、やっぱり私は逃げることなんてできないって感じたわ」

真「千早……」

千早「私はみんなに知られたくなかった。私と、優のことを」

千早「あの事件があって私は……もっと遠くへ逃げようとした。誰も追いかけてこられないくらい遠い場所へ」

真「千早、まさか……」




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