166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga sage]
2014/04/05(土) 22:19:02.86 ID:nQ8fVdQM0
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恥ずかしいことだから真には言わなかったけれど、この話には短いながらも続きがある。
朝食の最中、私はもう一つの不安を春香に打ち明けた。
「私、みんなにどんな顔をして会えばいいのかしら」
「え。どうしてそう思うの?」
「だって、もうみんな私のことを忘れてしまってるんじゃないかと思って」
あれだけの迷惑をかけたのだから、以前と同じ立場に戻れるとは考えてはいない。
だけど、せめて一言だけでも謝りたい。
許してほしいとまでは言わない。でも、こんな別れ方なんてしたくない。
だからこそ、皆からの連絡がある日を境にぴたりと止んでしまったことは大きな不安の種だった。
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