過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
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38:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/30(日) 23:24:47.59 ID:F/+i4S6Q0

美希の考えに同調して春香に確認を取ろうと振り返ると、何か細かな作業をしている姿が目に映った。

なぜかおにぎりを包んでいたビニールの包装をぐいぐいと伸ばそうとしている。

一瞬、まさかと思った。

春香が持っているのは、おにぎりの包装の中でも一番最初に解く紐状の部分だ。

それを一生懸命伸ばすという作業に、強い悪寒が走った。

「はる……か……?」

「うん、これくらいでいいかな」

そう言うと、春香はその伸ばしたビニール紐を自分の髪に結わえ始めた。

どさっ。

美希がおにぎりの詰まった袋を地面に落とした。




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