過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
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56:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:05:37.83 ID:TlJ/t+Bb0

春香は一体何を考えてるんだろう。

別に私の家に泊まらなくたって、明日は早めに待ち合わせをすればいいだけなのに。

それに、そんなに早い時間に集まってもお店が開いていなかったらどうするのか。

どこかへ行くにせよ、通勤ラッシュのことも考えるとある程度の時刻になって動いたほうがいろいろと都合がいいはず。

理由をいくら考えたところで、自分が納得できるような答えは出てこなかった。

春香のこうした唐突な振る舞いには驚くことしかできない。

律子のように怒ることができればいいのだけれど、無邪気な笑顔を見る度にそんな気が失せてしまう。

毎度の我侭に振り回されている自分に溜息をつくも、どこか安堵感を覚えてしまう。

何気なく焦点を外から窓ガラスに合せて見る。

無愛想だけど、どこか緩んだ自分の顔がそこに映っていた。




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