過去ログ - 千早「笑顔の思い出」
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63:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/03/31(月) 00:21:15.75 ID:TlJ/t+Bb0

独り暮らしを始めてまだ数ヶ月だけど、この生活にも慣れてしまった。

家を出るときには煩雑な手続きも必要だったけれど、それが終われば普通の生活と変わらない。

むしろ、部屋に篭っていても聞こえてくる階下の争いがないだけ、精神的にも楽だった。

顔を合わせれば口論が始まるし、近くに家族の気配がするだけでも落ち着かない家だった。

それに比べれば、独りでいる方がどれだけ静かに眠れるか。

あんな家、もう二度と戻りたくは……

「千早ちゃん!」

大声で春香に呼ばれ、思わず足を止める。

「どうしたの?」

「空凄いね。満天の星空ってこういうのかな」

春香はそれだけ言うと、再び道を先に歩き出した。




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