91:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga sage]
2014/04/01(火) 23:52:32.55 ID:1E/TuSlX0
「そうだ。千早ちゃん、今少し時間ある?」
音無さんがポンっと手を叩く。
「はい。これから帰るだけですから」
「良かったら二人の勉強、少しだけでも見てくれる?あの様子だと、まだまだ時間かかりそうだから」
音無さんの提案を聞くや否や、双子の姉妹は私に眩いばかりの視線を送ってきた。
「ピヨちゃん、それナイスアイディーア!」
「千早お姉ちゃんがいれば百人前だよ!」
百人前?
よくは分からないけれど、二人の目は大きく輝いている。
どうせ早く帰ってもすることがないんだし、少しくらいは面倒を見ようと思った。
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