過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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119: ◆okTopQriqp.Y
2014/04/26(土) 01:46:29.87 ID:6O8VOVEtO
上条「駄目だ帰れ」

なぜか壱与ではなく上条が即答であった。

御坂「」

上条「俺ん家はどうでもいいけどお前んとこは心配するだろ。それに俺的にはお前には戦って欲しくない」

御坂「な、なんでですか?私、強いですよ?」

上条「……、なんでだろ」

御坂「?」

上条「?」

上条の心に生まれて初めて浮かんだモヤモヤは、『御坂を危険に晒すわけにはいかない』と告げていた。
それは、未だに自覚の芽生えない気持ちの現れである。

御坂「と、に、か、く!私は残りますから!司令、私残りますから!!」

壱与「辛い道になるわ。それでも耐えられる?」

上条「おい婆さん何言っbbbbbbbb⁉︎……フッ、刺激的…だぜ…」

そろそろ怒りが蓄積してきた御坂がヘリで拾った改造スタンガンを白シャツの背中に押し付けて、上条の意識を無理矢理闇に放り投げた。

御坂「いいです。我が家の家訓にも”1度決めた事は死んでも貫け”とあります。パパとママも分かってくれる筈です」

壱与「……いいのね?」

御坂「はい」

壱与「わかりました。では御坂美琴を【超電磁砲】として第2班兼第6班に所属を命じ、人数の確保並びに【幻想殺し】の成長が確認され次第第6班を正式に発足させる事をここで宣言しておきます。勿論、最初は【幻想殺し】と共に特訓に励んでもらいますよ」

しお・アダム「「…」」

しおとアダムには、淡々と告げているようであるものの、紡ぐ言葉の端々には感情的で悲観的な心が読み取れていた。

御坂「はい!」

そうして、上条の説得虚しく、御坂美琴という少女はDOGOOに正式に加入する。


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