過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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153:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/05/30(金) 18:34:34.24 ID:cu8HHq0AO
髪の先から全身まで、いたるところから放電させる御坂。しかし当の本人は頭に「?」マークを浮かべている。

御坂「おかしいわね…この身体は何のカリキュラムも通してない筈なのに」

しお「……御坂ちゃん?」

御坂「遺伝子が当時の私の能力を記憶していた…?そんなばかなことが…能力者同士で子供を作っても多重能力者は何故か産まれなかったしそもそも染色体にまで影響しうる事が証明されてなかったわ。そもそもAIM拡散力場や自分だけの現実も」

しお「み、御坂さん…?」

御坂「………狙ってるの?」

殺意。嫉妬。憎悪。
そのどれにも良く似た感情のオーラが、御坂の背後からしおを包み込んでいく。

しお「…!……!!」

圧倒的なプレッシャーを前に、声が上手く出てきてくれない。

全身から冷や汗を吹き出すしおが自分の命を守る為に唯一できた最善の一手は、ひたすらに首を横に振ることだった。

御坂「……………………………………………そう。ならいいわ」

鬼のような形相から一転。
ニッコリと常盤台中学お嬢様お得意のお上品な微笑みを浮かべて視線を前に戻す。

しお「」

御坂「まーたアイツは無茶ばかりしちゃってもー。心配するこっちの身にもなりなさいっての」

ビシバシドゴバキ以下略。よく分からないし、しおにしては聞きなれない破砕音が響くトレーニングルームを御坂と共に再び覗き見た。今度は一歩下がって遠慮がちに。

しお(二重人格…?こっちの御坂ちゃんは怖いなぁ……)

少しばかり的外れの疑問を残しながら。


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