過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
[sage]
2014/03/31(月) 20:57:04.69 ID:Z45d4NLa0
上条「?」
背後からした大声に振り向くと、遠くから少女が1人、こっちに走って来ているのが見えた。
上条「え?俺…だよな?誰だあの子」
「はぁっ、はぁっ、あーやっと追いついたー!」
上条「え、あ、おう。やっぱり俺か」
「これっ、はぁ、落としましたよ…っ!」
差し出されたのはビショビショに濡れてしまっている見慣れた長財布。
確かに上条自身のものであった。
上条「……マジで?これ拾って来てくれたの?」
「丁度、見えたので…!はぁ、はぁっ…」
上条「おいおい…俺川に落とした筈だぞ」
「はいっ、だから取って来たんです。おにーさんこれ無くしたら困るでしょう?」
上条「」
一点の曇りもない笑顔についに呆気に取られた。
そこそこの名家に生まれた上条にとって、自分に寄ってくる女という生き物は、金や名声目当てばかりだと判断してきたからである。
女という人種については過去にロクなことがなかった。お陰様で、人の嘘や心の濁りを見透かす直感が鍛えられてしまった事が何より不運だった。
しかしその直感が久しく「この少女はいい人だ」と叫んでいるのだ。
上条「……お前、名前は?」
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