過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
1- 20
3:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/03/31(月) 01:37:36.23 ID:Z45d4NLa0
───────ベツレヘムの星内部

「……これで、終わりか」

命の終わりを察した少年の脳裏を過るのは、今までの16年という短い人生を観ていた。走馬灯というやつだ。

そして。最後に目に浮かぶのは、

「………御坂」

戦闘機をハイジャックしてまで追いかけてきてくれた茶髪の少女だった。

「ハハ、また泣きそうな顔してたな…最後に気持ちくらい伝えとけばよかったぜ」

目を閉じると鮮明に思い出す日々。
そのどれにもその少女は現れた。

「幸せにな…ってやべぇ涙出てきたハハ…」

そして、愛しくて仕方のなかった彼女の平和な日常を守る為に、命という対価を支払って少年はこれから世界を救う。

「そう、御坂との出会いは文字通り電撃的なものだった…なんて」

『そうか。それは良かったね』

「あぁ…不幸なはずの俺にとっては正直幸せな人生だったかもしれねぇよ……ん?」

『上条当麻だな?』


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
182Res/104.24 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice