過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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35: ◆okTopQriqp.Y[sage]
2014/04/01(火) 23:47:15.78 ID:wb7cgq6W0
上条らの高校は、台湾での一件により元々の修学旅行先であった沖縄から、身の安全を考慮して急遽北海道に行き先を変更してやって来ていた。

しかしその努力も水の泡。

人類にとって最も恐れていた事態が、上条達を追いかけて来てしまった。

上条(あぁぁぁ不運だ、不運すぎるっっ!)

心臓の動悸がより一層激しくなる。
全身から嫌な汗が止まらなかった。

上条(……普通の人間じゃ、勝てないんだよな。逃げられるのか俺…)

脳みそを駆け抜けるのは、あの生物の顔についている突起で命を落としたという台湾からのニュース。

上条「け、携帯で助けを…」

ポケットに手を突っ込んだ瞬間、携帯電話が震えだした。

上条「おいおい嘘」

不運にも、マナーモードにはしておらず。

上条(あ、俺死んだ)

上条が死を覚悟したその瞬間、意外にも耳に届いたのは、上条の身が貫かれるぐちゃっとした音ではなく一発分の銃声だった。


上条「…?俺、生きてる?」


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