過去ログ - 上条「E遺伝子に託す”俺達”の未来」御坂「また、会えるなら」
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56: ◆okTopQriqp.Y[sage]
2014/04/03(木) 03:30:45.68 ID:yyvywlv90
上条「よぉ、進化侵略体…」

再び鱗を飛ばす侵略体。リベンジとばかりに何発も何発も撃ちだすものの、宙に舞う【幻想殺し】の盾にことごとくはじかれる。

上条「お前等が人類を滅亡させようってんなら、…何より御坂を傷つけようなんて少しでも考えたんだとしたら!!」

鱗の弾幕の隙をついて疾駆する上条。
恐ろしい速さで背後に回ると、侵略体が振り向き切る時も与えず、かつての”上条当麻”がしたように右手を大きく振り上げた。


─────それは、今も昔も、大切な者を護る為。


上条「その幻想をブチ[ピーーー]!!!」

飛び上がった上条は、ようやくとも感じられる時間をかけて振り向いた侵略体の横っ面を、その右手で力の限り撃ち抜いた。








上条「御坂…髪、伸ばしたんだな」

侵略体が爆散するのを見届けた後、振り返るとともに御坂を抱きしめた上条。
その目は、とても愛おしく、恋しい者を見つめる眼。
幾年の時を越えて、ようやく会えた愛しい人を見つけた眼。

御坂「ふぇ⁉︎な、なん、なぁ!?」

雰囲気に飲まれた御坂は、随分動く事が出来るようになったにもかかわらず抵抗できないでいた。

上条「俺、お前に伝えたかった事が………あ……っ、て……?」

しかし、そうは問屋が降ろさない。
簡単には回らないように運命というものはできている。

上条「…おぅふ」

いい感じのムードに包まれた途端、上条はその場にばったりと倒れこんでしまったのだ。


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