過去ログ - 閑無「あやまる方法」杏果「プフー」
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47:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 01:54:40.57 ID:b7NhEKXy0
哩「どうしたんやろ……姫子……」

美子「ちょっと忘れてるだけですよ」

いやな予感がした、考え過ぎやと思っても次から次へとまるで波が引いては押し寄せるみたいに私の頭の中で最悪の想像として積っていった。
以下略



48:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 01:55:47.54 ID:b7NhEKXy0
煌「まだわかりません……」

私はすぐさま現場にも駆けつけた……

哩「姫子!!姫子は無事か!?」
以下略



49:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 01:56:27.14 ID:b7NhEKXy0
現場は凄惨とした状況やった、何人もの人が電車から運ばれて行く。私たちは祈る思いで現場から少し離れた所で運ばれる人の顔を覗き込んでいった……

「いました!鶴田姫子さんです!」

哩「!?姫子!!」
以下略



50:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 01:58:28.49 ID:b7NhEKXy0
私はまだ姫子がいなくなった実感が涌かなかった。今でも部屋へ戻ると姫子が笑顔で迎えてくれるんやないかと期待しとった……

でも、実際は姫子の名前を呼んでも残酷な静寂が返ってくるばかり……

私は幽鬼のように町をさまよった。今は少しでも姫子のことを忘れたかった……
以下略



51:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:00:40.74 ID:b7NhEKXy0
このポストに数日前の私宛へ、姫子が一人で出掛けるからどうやっても止めろと書いて送った。こんなもの眉唾なのに、今の私にはどんなちっぽけな可能性にもすがりたかった。

哩「!?」

手紙を出した瞬間、あたりがぐらついた。
以下略



52:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:01:08.41 ID:b7NhEKXy0
事故記事にははっきり鶴田姫子の名前があった……

哩「姫子!!」

やっぱりあんなもんデタラメやったんや!
以下略



53:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:03:15.82 ID:b7NhEKXy0
部活の為にやって来た花田が話しかけて来た。

煌「?……それより今日は退院日ですよ?早く迎えに行きましょう」

哩「!?」
以下略



54:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:03:43.55 ID:b7NhEKXy0
煌「すばらですよ!」

仁美「なんもかんも良かったばい」

どうやら、あの日の前日、私は必要に姫子を止めに入って大げんかになったらしい。
以下略



55:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:04:51.95 ID:b7NhEKXy0
姫子「おかしいですねぶちょー……」

仁美「ほんまにそんな怪しか店あるんですか?」

美子「見間違いじゃない?」
以下略



56:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:05:33.74 ID:b7NhEKXy0
「はやや!良子ちゃん遅いよ!」

「お待たせしましたね」

「ワハハ、カオリとの待ち合わせに遅れるぞ」
以下略



57:与太郎[sage]
2014/04/01(火) 02:06:38.62 ID:b7NhEKXy0
姫子「教えて下さいよ!ぶちょー!」

そんなことより、今は姫子とやみんなとの時間を精一杯楽しもうと思う。

煌「すばらですよ!」
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