過去ログ - 「安価で月の聖杯戦争に挑む」 -SS速報VIP

過去ログ - 「安価で月の聖杯戦争に挑む」

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802:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/21(木) 14:22:14.95 ID:wo6rTQXQO
はい

803:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[sage]
2014/08/21(木) 14:31:27.46 ID:R5Ib1J7f0
オルテシア、確か言峰の奥さんのだったけ

804:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/21(木) 14:31:42.08 ID:kP8HE93wo

アリス……オルテンシア。

遠い記憶に届かない。一瞬、視界が差し替わって、何を見たかも分からないままに暗転する。

以下略

805:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/21(木) 14:54:53.02 ID:kP8HE93wo
「今はアーチャー、とだけ。名乗ることのできない無礼をお許しください」

軽く頭を下げて。さっぱりとした挨拶が彼らしさなのだろう。

アーチャーの切れ長の目の中で、瞳が流れる先を見れば、キャスターが口を濁している。

以下略

806:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/21(木) 15:09:10.08 ID:OfQW78YJO
>>803
カレンを忘れたらアカンよ

807:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/22(金) 00:07:13.73 ID:CcpBVmG2O
インターディメンドの便利な後付け能力っぷり

808:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 05:19:23.80 ID:A1EMF/1Wo
一通りの自己紹介が終わって、出発しようというときだった。

「ジナコ・カリギリッス。とくに何の取り柄もない凡人、以上」

「スーリヤの子、カルナ。同じく、取り立てて言うほどの長所はない」

以下略

809:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 05:28:31.31 ID:A1EMF/1Wo
「キャスター、行こう」

ぼやけた想いから目を逸らすように。
キャスターの載っている棚の一段目に足をかける。

以下略

810:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 06:17:57.19 ID:A1EMF/1Wo
ドアの向こうには、相変わらず吐き気がするほどの闇が詰まっている。

いっそ完璧なまでの真っ暗闇であったなら、開き直って落ち着くこともできただろうに。
チカチカ光る断点と、対照的な深黒の渦。壊れたテレビの砂嵐は、何かを受け取り続けて、何も伝えられない。

以下略

811:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 06:36:49.51 ID:A1EMF/1Wo
.ﾄﾚｰｽ･ｵﾝ
「投影開始」

「基本骨子、改変。構成材質、再編」

以下略

812:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/24(日) 07:00:17.04 ID:A1EMF/1Wo
　
「全て通ずる迷い道――」

木製の矢は、初めて見るはずなのにどことなく見覚えがある。
長い長い糸の結びつけられた矢をアーチャーに渡して、次の投影に入る。

以下略

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