過去ログ - 「安価で月の聖杯戦争に挑む」 -SS速報VIP

過去ログ - 「安価で月の聖杯戦争に挑む」

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822:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 09:15:20.54 ID:CfO8NbjDO
1

823:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 09:15:29.59 ID:Ll+tow0g0
２

824:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/24(日) 12:18:46.46 ID:TphHDAUvO
わーい

825:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 00:49:47.05 ID:pPDwFuI+o
「ワタシが計算する」

衛宮さんの説明の合間にさらりと差し込まれる一言。
流れを壊さず、流れに入る。一瞬、衛宮さんがそのまま続けた言葉のように錯覚してしまうほど。

以下略

826:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 01:05:01.40 ID:pPDwFuI+o
「……この月の裏側に、道があるっていうのか？」

「基本は角度と加速度。ある種の角度は空間の秘跡を解き明かす」

黒板にチョークで描くように。優しく壁をなぞった銀色の鍵は、壁面をすり抜けていく。

以下略

827:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/28(木) 01:07:29.08 ID:ylXOOIudO
あ

828:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/08/28(木) 01:07:37.47 ID:dzRfuzLAO
リスクがつきまとうなぁ

829:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 01:31:46.48 ID:pPDwFuI+o
特に異論も無く全員がキャスターに背を向ける。

トントンと壁を叩く音から始まり、やがて微かな息遣いが混じる。
吐息は人間味に欠けていて、喩えるなら獲物を狙い、気配を押し殺した獲物のよう。
涎にまみれた歯の合間から漏れる生暖かい風を、連想した。

以下略

830:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 01:48:35.80 ID:pPDwFuI+o
とろんとした丸い瞳。輝きの鈍い両眼は、こちらを見えているのか不安になる。
それだけの変化なのに、キャスターは、まるで別人のように雰囲気が違っていた。

「あっち。構えて」

以下略

831:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/08/28(木) 02:41:21.89 ID:pPDwFuI+o
「そこ」

長い試行錯誤の最後はあっけない二文字。

「この体勢のまま、射ればいいんでしょうか？」

以下略

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