過去ログ - 【安価】コロモコ☆銭盗奇譚 -SS速報VIP

過去ログ - 【安価】コロモコ☆銭盗奇譚

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898:コロモコの使徒 ◆voF7eS76fOvw[saga]
2014/04/29(火) 03:42:52.11 ID:bXv6Yv1N0

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【Ｍ】
「ねねねさんは、あの時〝本を読むのって、嫌いだったような、でも、そうじゃ無くなったような〟って……。
　そう言ったのは、トラウマと関係があったんですよ。そしてその過去で、きっと、なんとか乗り越えているんです！」

【ねねね】
「……そんな、コ――、本と関係があるなんて、なんで言えるのさ」ｾﾞｪ､ﾊｧ

【Ｍ】
「脈絡も無く、あのウサ耳リボンさんが本を与えるとは思えません。……読みましょう、本」ノ

【ねねね】
「……読んで、読むだけで、なんとか為るのかな。この症状、絶対に、もう――」

【Ｍ】
「ねねねさん！　読むか、死ぬか、です！　戦場で安全なのがこの街であれば、他の街になんて逃げれませんよ……！
　喩えそれが一切関係ないとしても、己の事をちゃんと認めるには、関連して居ると思われる、あの本を読むしかないんです！」

【ねねね】
「……エム、姉ェ。……手伝ってくれる？　そうすれば、できそうな気が、しないでも無いんだ」ﾆ､ﾆｺ

【Ｍ】
「――ぁ。はい！！！　このＭ、先生とも呼ばれた、覚えがあるような……、ともあれ、そんな訳で、導き、手伝うのも得意です！」ﾆﾊﾟｰ

【ねねね】
「……先生、ね。ｧﾊﾊ、なんだか、とっても懐かしい響きだよ。……じゃあ、ぇと、一緒に」ﾃﾋﾋ

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