56:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)
2014/04/05(土) 01:15:46.27 ID:Xo7MMhDH0
杏「ねぇ。聞きたいんだけど、何で転属になっちゃったのさ。杏をトップアイドルに導いた、RPGで言う勇者じゃんプロデューサーは」
P「勇者はあなたですよ。そうですね。言ってしまえば、あなたをトップアイドルにしたからこそ転属になったんです」
杏「何で?」
P「トップアイドルとしてのポテンシャルを持つ杏さんですが、今まで幾多のプロデューサーが匙を投げた、いわばその問題児を見事にトップアイドルまで導いた。その手腕が買われて新規アイドル育成のためにクール部署に行くんです。どうやらあなた同様問題児がいるようなのでその子を担当することになりそうです」
杏「何それ………じゃあ、杏が頑張ったからプロデューサーがいなくなっちゃうの? じゃあ今まで頑張ったのはなんだったの!?」
P「頑張らなければ、僕が担当を外されてました。どちらにしてもいつかはあなたの元を去らなければならなかったんですよ」
杏「そんな………! なら今まで杏は何のために頑張って来たのさ! プロデューサーとこうやってお別れを言うのがエンディングだったの!?」
P「杏さん。何のために頑張って来たって。まさかあなたからそんな言葉が出るとは思いませんでしたよ」
杏「最初からわかってたんでしょ! こうなることを! あんなに怒鳴ってたけど、このことをプロデューサーが予測しなかったなんて嘘だ!」
P「僕を過大評価しすぎですよ。さすがに本当に外されるとは思ってなかったんですよ。それこそ、あなたにも話を通さないなんて」
杏「………嘘つき! 杏においしいって言わせるって言ってたじゃんか! まだ杏はおいしいって言ってないよ!」
P「………なら、これをどうぞ」
杏「これ、飴?」
P「僕の珠玉の逸品です。食べてください」
杏「………あむ」
P「どうですか?」
杏「………マズいよ」
P「え?」
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