過去ログ - 義妹「お兄さん、今日のご飯は何ですか?」兄「何にしようか」
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16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします
2014/04/02(水) 23:41:58.08 ID:wgLqs4pT0
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兄「悪かったな、手伝って貰って」

友「いえ、私からやった事ですから」ニコ

兄「卵が四パックあるのは嬉しいわー、明日の休日畑手伝うよ」

友「有り難いですが、義妹さんは良いのですか?」

兄「おおう、やっぱまだ家に一人は慣れてないか……」

友「また今度と言う事で、明日は一緒に居てあげて下さい」

兄「うん、今度ピザでも食べようじゃないか」

友「ええ、楽しみにしてます。では」ペコリ

兄「またなー」フリフリ

兄「さて、義妹居ないし掃除しとくか」


兄「……お、もう夕食どきか、行くぜ!!」

兄(まず、スーパーの肉コーナーで貰った牛脂を刻み、弱火にかける)
兄(その間に玉ねぎをみじん切りにし、ご飯を用意しておく)
兄(牛脂が溶けたら玉ねぎを投入、塩と胡椒をしてあめ色になるまで炒め)
兄(ご飯に混ぜ、最後に半熟茹で卵を乗せれば)
兄(ご飯が光の速度で消える、玉ねぎ丼の完成だ)ドヤァ
兄(材料費は精々80円にもならないだろう)
兄(もやしに変えてもやし丼にするとさらに安くなるが、やはり玉ねぎの方が美味い)
兄(コツとして、塩をきつめに加えるのがポイントだ)
兄(塩がうすいと、牛脂のせいで玉ねぎの味がぼけてしまう)
兄(辛くなりすぎたなら、スープを加えて「玉ねぎ茶漬け」にするのもうまい)

兄「いただきます」カチャッ

兄「うめえぇぇぇ!!」ガツガツ

兄(牛脂で炒めたあめ色玉ねぎは、旨みをたっぷりと吸いつつ本来の甘みと調和させ)
兄(そこにトローリととろける卵黄が、その濃厚な旨みを見事に纏めている)
兄(冗談抜きで茶碗の米が消える。かきこまずにはいられないッ!!)
兄(すだちを絞れば最高だが、生憎とそんなものはない)
兄(栄養はあまり好ましくないが、何より安くてうまい)

兄「ごちそうさんー」

シーン

兄「……そういや、いつもなら義妹がいるんだよな」

兄(少し寂しくなってしまった自分を笑いつつ、洗い物を終えた俺は風呂に入った)


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