過去ログ - 義妹「お兄さん、今日のご飯は何ですか?」兄「何にしようか」
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219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/07/22(火) 11:13:41.78 ID:d2vz7zia0
兄「幼馴染、忘れ物だぞ」

幼馴染「あ、ごめん、じゃあ行こっか?」

そして、最後に、俺に強烈なトラウマを与えたのが、俺の誕生日の前日。

俺は、幼馴染と海に行く事になった。こっそり謎男も着いてこさせて。

やけに蝉の鳴き声が、家を出た時に頭に残っていたなぁ……。

でも、ちゃんと聞こえているのに、どこか夢心地、みたいな。不思議な気分だった。

幼馴染「水着はちゃんと持ってきた?」

兄「着て来たわ。ガキじゃねーんだし」

兄(こうしてると、幼馴染は普通に無害なんだけどなぁ)

幼馴染「海なんて久しぶり」

兄「つっても去年も来ただろ」

兄(あれ……俺、これまで本当に幼馴染だけと過ごしてたんだな)

幼馴染「……あ、バス来たよ」

ブルルン……

兄(やはり暑苦しいのは嫌いだが、夏の雰囲気だけは大好きだ)

兄(バスも良い。眩しい太陽が照らす、流れゆく風景を見るのも好きだ)

兄(謎男は見つからないよう、電車で海へと行っている)

幼馴染「ねぇ、兄」

兄「ん?」

幼馴染「……何でもない」

兄「何だそれ」ハハッ



兄「着いた。暑い。帰りたい」グデー

兄(早く水を浴びたい)

「お待たせ♪」

兄「……」

幼馴染「どうしたの?」

兄「……似合ってんな」プイッ

幼馴染「!」

幼馴染「ふふ……さ、行こ?」ニコ

兄「おう。!」

謎男(暑い……)

兄(よし、来たか)

それから数時間は、普通に俺達は海を楽しんだ。幼馴染は泳ぐのが得意だったっけな。

謎男は退屈そうに空を眺めてた。あいつには悪い事したな。

途中で逆ナン?みたいな事もされたっけ。

遊び疲れてくたくたになって、辺りは夕焼けになっててさ。そろそろ帰ろうとしたんだよ。

俺は喉が渇いてさ、ラムネを買いに、少し離れたんだ。

この時、俺は幼馴染の目が、あの目になっていたのに気が付くべきだった。

戻った俺の目に映ったのは――


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