過去ログ - 早坂美玲「アイドルサバイバルin仮想現実」
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971: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2016/02/28(日) 22:43:48.43 ID:u317hCDO0
地面の上で暴れまわっている連中に対して地下を行くどころか、別空間を通っていく


多分安全なんだろうけど上手くいくかどうか、って点で完全に安心しきれない

ここに至るまでの2、3時間にいろんなことがあり過ぎた。そのどれもであたしは敗走している


だからかな、どうしても上手くいくビジョンがわかない。どうしたもんかな.....


奈緒「つーか、待てよ...」

紗南「?」

奈緒「うろ覚えだけどさ...このゲームの勝利条件って、殲滅戦じゃなかったか?」

智絵里「せんめつ、戦?みんなやっつけるって...こと?」

加蓮「ちゃんとは覚えてないけど、そういやそのために戦ってたんだっけ......」

愛梨「それって〜...へんですよね〜?」

奈緒「そーだよ、なんでゴールなんてもんを晶葉が用意するんだ?タイムアタックってわけでもなさそうだし」


まとまりかけた話に水を差すつもりはなかったが、あたしの言葉に全員が静かになっちまった

どこかから吹いてくる風に、クローバーがそよそよ揺れる音が聞こえそうだ

かといって黙りっぱなしじゃ話は進まないが、最初に口を開いたのはあたしじゃなかった


紗南「.........トラップかな?」

加蓮「ん〜、でも晶葉の声だし、電車もリアルだよね...」

紗南「能力で晶葉ちゃんの声をコピーしてるとか?」

奈緒「ぴにゃと同じようにして電車も呼んできたとか、か?」

智絵里「うぅ......そ、そんな......もう何を信じたらいいんだろ...」

愛梨「う〜ん、ニューウェーブのボットさんもいろーんな能力でしたから......ないとは言えないですね...」

加蓮「晶葉が管理者権限みたいなのでアクセスしてきてるってのは?」

奈緒「能力の線を除いたらそこら辺か...でもなんで今更...」


紗南「あっ!!ちょっと待って!」


あたしの隣に座っていた紗南が急に声を上げた。何故かこめかみの辺りを揉んでいる

何かを思い出そうとしているみたいに


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