過去ログ - 早坂美玲「アイドルサバイバルin仮想現実」
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977: ◆E.Qec4bXLs[saga]
2016/02/28(日) 22:52:23.41 ID:u317hCDO0


こずえ(ボット)「........なーおー...」


のそりとした動きで大きな影が二人を包む、それは加速的に濃さを増していく



奈緒「走れ!!」

智絵里「はっ、はいぃ!!」


あまりいいとは言えない足場を思い切り蹴り付ける


奈緒「加蓮のところだ!加蓮を追え!!」


必死に呼びかけながら視線は外さない。智絵里を置いてぐんぐん速度を上げていく



しかし、地面を蹴ったのは奈緒達だけではない、こずえ達もだ



「...とべー......とべよー」



ズンッ!!



___能力発動『大石泉』___



少しばかり開いていた距離が一気に縮まった


地面の弾性力を改竄し、ジャンプ台のようにたわませ、巨体が跳んだからだ


自分の倍以上ある図体がさらに倍以上飛び跳ねるという冗談のような光景に目がそらせない



智絵里「あぅっ!」

不自然な方向に視線を向けていたせいで智絵里が転んだ


そして転んだ先にはすでに奈緒がいた、さっきまで加蓮がいた地点に座り込んでいる


あと2、3秒後には二人のいる地点ピッタリにぴにゃが着地するだろう




奈緒「よく来た智絵里!」

智絵里「えっ」


しかし奈緒はそんなことにはもう頓着しない

表情に安堵すら浮かべ、智絵里の手に”ソレ”を手渡した


「......どーん...」


そんな風に発されたこずえの掛け声の百倍の音量とともに

ぴにゃこら太が二人のいた場所に全体重をかけてのし掛かった



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