過去ログ - モバマス太平記
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13:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:18:28.36 ID:M7YeAvKh0
ザワザワ イッタイナンノサワギダ

高師直(こうの もろなお:渋谷凛)「ねえ仁美、なにやってんの?」

仁美「皆の者、耳あれば聞け!目あればしかと見よ!この者は公平なる裁定者としての責務を汚し、訴人から袖の下を受け取っていた。証拠もここにある!」
以下略



14:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:19:20.89 ID:M7YeAvKh0
〜高橋屋〜

仁美「いや〜、今日も飯が美味い!」

亜子「あのさ、謹慎中やんな?」
以下略



15:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:20:08.54 ID:M7YeAvKh0
凛「こんにちは。おとなしく謹慎…はしてないみたいだね」

仁美「い、いやぁ〜おとなしくしてましたよ。おとなしく宴会とか連歌とか猿楽とかしてましたよ」

凛「まあ良いよ。ところでいまから奉行所に来て欲しいんだけど。美嘉が呼んでるから」
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16:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:21:02.57 ID:M7YeAvKh0
〜奉行所〜

美嘉「謹慎中は元気にしてたみたいだね」

仁美「まあ、アタシにあんな面倒くさい仕事を押し付けた意趣返しってところね」
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17:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:21:53.50 ID:M7YeAvKh0
〜御所〜

侍従「天皇陛下の御なり〜」

後醍醐天皇(小早川紗枝)「ほんに久方ぶりですなぁ。堅苦しい挨拶は無しでよろしいですえ。直答をさし許します」
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18:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:23:16.87 ID:M7YeAvKh0
紗枝「まあ、そんなことよりも。今日は仁美さんに会わせたい人がおったんで、こうして御所にまできてもろうたんどす」

紗枝「こちらは楠木正成。そしてこちらは新田義貞。二人とも、倒幕に尽力してくれたんどす」

美嘉「……」
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19:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:24:13.47 ID:M7YeAvKh0
〜奉行所〜

美嘉「どう?今日の感想は」

仁美「まあ、陛下がお元気そうでなにより。後の二人は何というか、その、個性的…って言うのかな?それにしてもあの二人、ずいぶん帝のご寵愛を受けているように見えたけど」
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20:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:25:20.34 ID:M7YeAvKh0
美嘉「自分で言うのもなんだけどさ、倒幕で一番活躍したのってアタシだよね。実際、その恩賞として帝からは今度、帝の諱(いみな)である尊治(たかはる)から一字もらって、“尊”氏に改名するんだ」

美嘉「それに陛下からは直々に鎮守府将軍(ちんじゅふしょうぐん)に任命されたけどさ、それって武士による政…つまり幕府は認めないってことでしょ?征夷大将軍(せいいだいしょうぐん)じゃなきゃ幕府は作れないもんね」

仁美「…それなら、あまり気にしなくても良いんじゃない?」
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21:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:27:24.36 ID:M7YeAvKh0
仁美「ところが、いつまでたっても帝は護良親王には大将軍の位を与えていない。だから拗ねて山を降りないってわけ」

美嘉「そんなことはわかってるよ。早く続き」

仁美「焦らないでよく聞いて。それで、近々播磨(はりま)の赤松円心(あかまつ えんしん)が護良親王の京への“凱旋”の先導をするために、信貴山に行こうとする動きがあるの。護良親王配下としては、赤松円心は最初に京入りを果たした武将だし」
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22:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:28:51.37 ID:M7YeAvKh0
美嘉「でもさ、護良親王が征夷大将軍に就いたら、アタシは格下になるんだよ」

仁美「美嘉っち、足利家は源氏の嫡流である武門の名家でしょ。もし美嘉っちが護良親王と対立したとき、全国の武士はどちらに味方するかな?」

美嘉「なるほど、武力でならアタシがはるかに上回っている。しかもこの対決の構図は足利尊氏対帝ではなく、足利尊氏対護良親王ってことか」
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23:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:29:38.09 ID:M7YeAvKh0
美嘉「しかも、護良親王を追い落としたあとは、アタシが征夷大将軍になれる。すでに護良親王という“前例”があるから。護良親王という武力を失った朝廷は、アタシに従わざるをえない」

仁美「よく読めました☆」

美嘉「それにしても、赤松円心が信貴山に登るなんてこと、どうして知ってるの?」
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