67:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 19:52:58.78 ID:M7YeAvKh0
仁美「忠誠心などではありません。美嘉っ…尊氏様は、アタシの大切な親友です。
親友を助けるのに、理由が必要ですか?」
老武士「なるほど、そういうことでしたか。しかしまことに惜しい」
仁美「何がです?」
老武士「顕家様のお側にも、道誉様のようなお方がいらっしゃれば、
あの方も違う生き方ができたかもしれません」
仁美「…アタシも、顕家卿には何の恨みもありません。
それでも敵対しているのは、我が友の覇道の前に立ちふさがったこと。それだけです」
老武士「そういうことですか。戦いたくない者たちが戦う。
人の世というものは、本当に悲しいものですね…
道誉様、この御恩は一生忘れません」
仁美「良いのです。気が向いたときは、いつでも柏原城に遊びにきてくださいね」
84Res/49.84 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。