7:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[saga]
2014/04/02(水) 18:12:09.15 ID:M7YeAvKh0
〜京・佐々木邸〜
仁美「お加減はいかが?」
佐々木時信(ささき ときのぶ:北条加蓮)「話、聞いたよ。私を助けるために三種の神器を美嘉に渡したんでしょ?」
仁美「うん。アタシが持っててもしょうがないものだし」
加蓮「助けてもらっておいて、こんなこと言うのはなんだけど、三種の神器があれば帝を擁立することができたのに。他にもいろいろと…」
仁美「良いの。だってアタシなんか、所詮近江半国を領しているにすぎない小大名だし。それに時代の流れは足利に傾きつつある。そして何より、佐々木一門の惣領を助けるためなら安いものだし」
加蓮「うう…ごめん、私のためにそこまで…ゴホッゴホッ」
仁美「大丈夫?顔色悪いけど」
加蓮「うん、なんだか京に戻ってきてから調子が悪くて」
仁美「京ではすぐに大きな戦もないだろうから、ゆっくり休んで」
加蓮「ん?なんで戦がないってわかるの?」
仁美「いや、まあ、いろいろと」
加蓮「やっぱり仁美さんにはかなわないな。うん、今はゆっくり静養しとく」
仁美「うん、そうしたほうが良いと思う。じゃあ、アタシはこれで。何日かしたらまた見舞いに来るから」
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