過去ログ - 高峯のあ「のあの事件簿・東郷邸の秘密」
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20: ◆ty.IaxZULXr/[saga]
2014/04/02(水) 19:47:24.41 ID:ZZ/zmGLV0
肇「あ、はい。構いません。窯に火を起こしてるので、それを見ながらでもよろしいですか?」

のあ「構わないわ」

肇「ありがとうございます」

のあ「窯の火はいつから?」

肇「今日からです。本当はこんな日にいれたくはないのですが」

のあ「そう。でも、入れたのね?」

肇「前からの予定通りに火を入れました。お客が待ってますし、それに何かしないと気が滅入ってしまいそうで」

のあ「その通りね、火を見ると落ち着く?」

肇「はい。揺らいでいるものを見ると、落ち着きます。薪をくべてきていいですか」

のあ「どうぞ。昨の夜7時もここに?」

肇「はい。今日は火を入れる日だったので、その準備をしていました。塀の外が騒がしくなって、呼びに来たまゆちゃんに教えられて、はじめて、何かあったか知りました」

のあ「雫ちゃんについてはなにかある?」

肇「今でも信じられません。それに雫ちゃんだって、こんな命の終わり方はしたくなかったと思います。とっても、綺麗な子だったのに……」

のあ「……そう」

肇「はやく犯人を見つけてください、お願いします」

のあ「ええ。一つ、聞いていいかしら?」

肇「なにでしょうか」

のあ「あなた、利き手はどちら?」

肇「右です」

のあ「ありがとう。お邪魔したわ」



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