過去ログ - 上条「学園都市の平穏は」御坂「わたしたちが」白井「守りますの!」
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◆wr.90.TX8o
[saga]
2014/04/03(木) 23:08:50.20 ID:csC8ClOj0
大地を大きく踏み込んだ美琴が、跳ねるように上条に飛びかかる。対する上条は恐怖に出足が遅れ、いよいよ剣先が彼の頬をかすめた。
(アレ…ちょっとまずいですの…)
危機感を感じたのは、どうも白井と上条だけらしい。当の美琴は勝利への執念で剣を振り回し続ける。
交わすのに必死だった上条は、不意をつくように地面の砂利を蹴りあげた。一瞬反応が遅れるも、美琴は額から飛ばした電撃ですべての砂利を弾き飛ばす。
が、舞い上がった砂埃までは防げなかった。『うっ』と苦しそうに呻いた美琴が左手で両目を抑える。
仮にも女の子に向かってする攻撃とは思えないが、相手が美琴ならば仕方ないだろう。
しかし、白井の好感度は上条に一、美琴に九九と偏っている。当然こんな攻撃が許されるはずもなく―――…、
白井「…」
上条「ひー、危なかった。俺の勝ちだなビリビ―――ッ!?」
涙目の美琴に右手で触れ、勝利の余韻に浸っていた上条は、何故か金属矢で地面に縫い付けられた。
その日、少年は野宿を余儀なくされたという。
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