過去ログ - 上条「学園都市の平穏は」御坂「わたしたちが」白井「守りますの!」
1- 20
4: ◆wr.90.TX8o[saga]
2014/04/03(木) 00:20:56.71 ID:csC8ClOj0




御坂「無視かっ!あのバカ!」


携帯を離そうとしない美琴に視線をよこしながら、白井黒子はそっと溜息を付いた。

彼女の敬愛する御坂美琴は、上条当麻が絡むといつもこの調子だ。夢中になりすぎるというか、周りが見えなくなるというか…。

現に、携帯に向けて怒鳴りつける美琴に店内の注目が集中していた。無論美琴は気づきもしない。


白井「そんなすぐに返信が来るはずないですわ…お姉さまったら」


白井の声にハッとした美琴は、ようやく自分の世界から帰還した。周りの注目に苦笑で答え、カエルを模した携帯を閉じる。

仕舞えばいいのに、美琴は両手で携帯を大事そうに握っていた。もう慣れっこなので、白井は苦笑だけで済ませる。

最初こそ上条に食ってかかっていた白井だったが、今では美琴が彼を想う気持ちが何となく理解できるようになっていた。確かに、あの少年には他人を寄せ付ける魅力がある。

揺るがない正義感、底なしの優しさ、距離を感じさせない気さくさ…。

(ハッ!いけませんの!わたくしまであの殿方を〜〜ッ!!)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
34Res/13.79 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice