過去ログ - 妹友「わたし、ずっとお兄ちゃんが欲しかったんです」
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44: ◆pzhoDliIjr1A[saga]
2014/04/09(水) 12:30:11.97 ID:OaDedUEo0
そんなことを言いあっていると、予鈴の音とともに教室のドアが開く音が聞こえた。
前を向くと、教壇には赤ジャージ姿の担任の姿が立っていた。
担任はあごひげをさすりながら、クラス全体に聞こえるように大声で呼びかけた。

担任「はやく席つけよー!もう予鈴鳴っとんぞー!」

すると、立っていた連中は、蜘蛛の子を散らすように自分の席へ戻って行った。
それは男友も同じだった。

男友「おっと!続きはあとで、だな」

そう言って、男友は自分の席に戻って行った。
全員が席に座ったのを無事見届けると、担任はわざとらしい咳払いしながら話し始めた。

担任「ゴホン。今日は全員揃ってるようだな。えー、では早速だがHRをはじめるぞー」

こうしていつもの日常が始まった。


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