31: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:40:54.63 ID:s7jfH0k+0
P「あ〜……残念、だったな……」
春香「はぁ……はぁ……はい……」
32: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:41:37.57 ID:s7jfH0k+0
東豪寺麗華の本番前の言葉が頭をよぎり、なんて言葉を掛けていいか迷っていると春香が口を開いた。
春香「楽しかった〜!」
33: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:42:17.07 ID:s7jfH0k+0
春香「負けちゃいましたけど、こんなにすごい相手と一緒のステージに立てたのが私嬉しくって」
P「……ぷっ、あはははは」
34: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:45:36.50 ID:s7jfH0k+0
楽屋を出て休憩スペースでコーヒーを飲んでいると、人の気配を感じた。
目をやると、今までアンコールに応えていた東豪寺麗華が立っている。
激しいステージの後で汗をかいてはいるが、そんなに消耗しているようには見えなかった。
35: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:46:27.34 ID:s7jfH0k+0
P「笑ってましたよ、春香は」
麗華「は?」
36: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:47:01.59 ID:s7jfH0k+0
麗華「ふざけないで!」
人目も憚らず麗華は肩を震わせて怒りを露にした。
37: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:47:29.91 ID:s7jfH0k+0
P「確かに春香はCランクで、今は三流かもしれない。
けど、あいつは必ずトップアイドルになる。俺は、そう信じてます」
38: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:48:14.11 ID:s7jfH0k+0
伊織「ちょっとあんた達、何しでかしたの?」
フェスから数日が経ったある日、事務所で同じ765プロの水瀬伊織に詰め寄られた。
39: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:49:52.66 ID:s7jfH0k+0
P「でも、それでどうして俺達が?」
伊織「あいつが一方的にまくし立ててたけど、要はあんた達にプライドが傷つけられたみたいよ」
40: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 01:50:42.53 ID:s7jfH0k+0
実際、春香自身は何もしていない。
純粋に彼女との勝負を楽しんでいただけだ。
伊織「まぁ、何があったかは知らないけど付け入るなら今かもしれないわね」
41: ◆sIPDGEqLDE[saga]
2014/04/04(金) 02:19:56.79 ID:s7jfH0k+0
伊織「まぁでも、気を抜かないことね。何が起こるかわからないわよ?」
そう告げて伊織は仕事へと向かっていった。
春香はまだ、何かしてしまったのかと悩んでいる。
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